【2019】刑務所の中で映画を見る受刑者

刑務所で映画を受刑者が見ている。そんなことがあり得るのか?
答えはイエスです。今回は刑務所で受刑者が見ている映画について深掘りします!

娯楽の一つとしてビデオ映画放送がある。記憶が確かなら、最低でも月に1本はあったのではないかと思う。5月の連休や正月休みはビデオ映画三昧である。
参考:ある弁護士の獄中体験記

 

僕は刑務所から帰ってきてツイッターで発信してます(rama)。

 

刑務所で映画を見てるのはわかったけど、

何の映画を見ているの?

 

という疑問に答えていきます。

では見ていきましょう。

女性用

【2019】刑務所の中で映画を見る受刑者

「なんの映画を見てきたのか?」

刑務所で見た映画リスト

  • バットマンダークナイト
  • パイレーツオブカリビアンシリーズ
  • スパイダーマンシリーズ
  • ワイルドスピード
  • アナと雪の女王
  • エヴァンゲリオン
  • ミッションインポッシブル

 

「刑務所なのに普通の映画見てるんだ…..」

そう思った人も多いでしょう。これらは僕が見てきた映画の一部です。

正直あまりにも見てきた量が多すぎて全部のタイトルは覚えていません。

刑務所では懲罰やテレビが見れない優遇区分の人以外は

 

月に1〜2回映画を見られます。

 

どこで映画を見ているのか?

 

部屋のテレビです。しかも液晶の。

 

受刑者が映画を見ているだけでも反感を買いそうなところに、液晶テレビという…….

正直超無駄な税金の使い方な気もしましたし、僕たち受刑者にも評判は悪かった液晶テレビ。

理由は画面が見えないからです。

 

液晶テレビって下から見上げると画面が暗くなるんですよね。

僕たちが部屋でテレビを見る時は座っているか、

布団の上に寝転んで見ることになります。

 

にも関わらず液晶テレビの位置は床から1Mあたりの高さに置かれています。

「いや傾けたら見えるだろ」

「文句をいう前に工夫しろ」

という声が聞こえてきそう…….

 

でもそれ、懲罰事案なんです!

なんと液晶テレビの角度を変えた場合、懲罰の対象となるんですね。刑務所あるあるで、工夫=懲罰なんですよ。

というわけで見えない画面と格闘しながら映画を楽しむのが月2回の楽しみなんだ。

 

映画はどうやって選ばれているのか

 

教員、または刑務官です。

 

教員とは外部から勉強やクラブ活動を教えるために来ている人たちのことです。

 

というのが建前です。

本当に映画を選んでいるのは…….

受刑者です(一部の)。

教員や刑務官と仲良くしている受刑者が見たい映画をリクエストしていたりします。

NG映画リスト

  • アダルト
  • 15禁の暴力表現
  • 2時間半以上の映画

 

暴力団関係やアダルト系は断られることが多いです。

高倉健の「レイン」が流れた時は小指を落とすシーンもありかなり驚きましたが……

 

基本的に誰が見ても問題ない作品が多いですね。

映画のレンタル先は〇〇

金曜ロードショーなどの録画

ロードショーの録画を流しているので新しい映画なども結構見れます。

人気映画だと僕たちのテンションもかなり上がるんだ。

映画に影響されて受刑者は喧嘩をする?

ロッキーやタクシーなど、

格闘シーンの多い映画を見た翌日の受刑者はそわそわしている。

元旦のライジンやボクシングでも同じなんだけど、すぐ影響されちゃうのが受刑者なんだ。

やっぱり娯楽が少ないせいかな…….映画の後にシャドー(パンチの練習)をしている人はよくいる。

 

でも喧嘩はしない。

 

影響は受けているし、喧嘩っ早くなっているのは事実だけど喧嘩まではしないね。もし喧嘩したとしたらそれはキッカケになっただけ。受刑者にとって喧嘩はかなり危険な行為なんだ。確実にバレる。そして両成敗にされるので、暴力は中々ないんだよ。そして喧嘩しない一番の理由は仮釈放が減ることなんだ。

 

仮釈の重みは家族の重み

 

帰りを待つ家族のためにも、そんな簡単に喧嘩なんてしないんだ。

【2019】刑務所の中で映画を見る受刑者まとめ

僕たち受刑者は刑務所で映画を見ている。

金曜ロードショーなどで流れた放送を録画してね。

NG

  • アダルト
  • 15禁の暴力表現
  • 2時間半以上の映画

これ以外のジャンルなら基本見れる。

映画を選ぶのは刑務官か教員、一部の受刑者だね。

でも映画を見たからって喧嘩したりはしない。

仮釈が大切だからね。

まとめはこんな感じ。僕たち受刑者が映画を見たり、液晶テレビに文句を言ったり、ロードショーの映画を見ていたり、結構意外なことも多かったんじゃないかな?刑務所も住めば都。監獄法時代は文字通りの地獄だったようだけど、刑務所法が施行されている今の刑務所では意外と近代的な面も多いんだ。

刑務所で映画を見ている話を面会に来てくれた家族に伝える人も多いね。

息抜きが受刑者に必要かと聞かれれば、そんなことはない。

そう答える人がほとんだろうと思う。事件の罰を受けて、反省するために刑務所にいるんだからと言いたいんだと思う。

 

僕もその意見には賛成なんだ。

でもね?

それでもやっぱり息抜きや娯楽は必要なんだよ。

 

刑務所はね?

反省する場所なんかじゃないんだ。

まして罰でさえない。

 

反省するのも罰を受けるのも、社会に戻ってからなんだよ。

社会で苦しんで、自分で気が付いていくものなんだ。

僕は社会に戻って10ヶ月近く、色々なことがあったよ。

犯罪者っていうことがこんなにも人生の足を引っ張るのかと驚きもした。

そうして知っていくことなんだ。

犯罪の重さをね。

僕は自分を冤罪だと思っているし、家族もそう思っている。

冤罪だと思うことで犯罪者のレッテルはさらに重みを増す。

 

  • どうして自分が
  • 10年を失ってまだ何を求めるんだ
  • 冤罪じゃないか

 

そう思うこともやっぱりあるよ。

僕は自分の近況をTwitterで伝えてるから、以外に思う人もいるかもしれないね。

人生を楽しんで、色々なことにチャレンジしている僕だけど、

重いなあって思うことはあるんだ。

 

その重みを持って人より遥かに高く飛ぶ!

同じ苦しみを背負ってくれた家族、迎え入れてくれた友人を連れて、

全員で笑えるように頑張る!

それが僕のモチベーションで、ずっと心に決めてきたことなんだ。

なんて、今回の記事と関係ない話だったね。

 

【2019】刑務所の睡眠時間と夜

ラマ
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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