困った僕は笑顔でさようなら!?-受刑者ノウハウ!!

困った先輩と笑顔でさようなら-受刑者ノウハウ!!

2018年12月25日

⬆︎の記事の続きです。今回は絶対に笑ってはいけない臨場感を体感してもらいたいので、

口にジュースを含んで飲んでみてください(`・ω・´)!!

最後まで笑わずに読み切れるか、是非チャレンジしてみてください!ではではいきましょう・・・

ドライヤーを壊してしまったっっっ!!(受刑者ノウハウ編)

これは大ピンチバレたら懲罰ですよ!毎度毎度のことですが僕はピンチに好かれ過ぎている!

事件はバカな先輩を始末したすぐ後に起こりました。懲罰者が出たということで担当刑務官の機嫌は悪くなり、監視も強化されています。こんな時の受刑者は小さなミスもしまいと慎重に行動するもの。もちろん僕もそうです。普段から僕を罠にはめていたあのゴリラ先輩

を始末してご機嫌。いつか始末してやろうと思っていたのですwが、それはそれ。気を引き締めて国家試験合格に向けた技術の向上に努めていました。正確にはシャンプーをした先輩の髪をドライヤーで乾かしていたのです。

「今日はこんな風に乾かして」(ヘア雑誌を見せてくる先輩)

「無理で〜す。髪短過ぎ」(ドライヤー音で聞こえにくいのをいいことに自由な発言の僕)

「なんかドライヤー弱くない?」(先輩)

「う〜ん、ちょっと見てみますね」(僕)

刑務所の備品は基本的に壊れるまで使うのでかなり古くなってる事がよくあります。今回もいつ買ったのかわからない年代物のドライヤーだったので、そろそろ寿命かなと思いつつ確認したところ原因を発見。どうやら空気の取り込み口のフィルターを掃除した事がなかったらしく、ホコリが詰まっているようでした。というわけで早速掃除を開始する僕。もはやフィルターと同化しているホコリを見ると、長年誰もここが原因でドライヤーが弱くなっていることに気が付かなかったようです。

そこに気付く僕できる男っ!!

「ホコリ取りますね〜」(掃除用ブラシでササッとする僕)

「寒いから急いでな〜」(濡れネズミ先輩)

「はいはい〜ズボッ・・・ズボッ?」

(固まる僕)

なんとこのドライヤーのフィルター。あまりにも古過ぎて優しく撫でたブラシの摩擦力に負けたのです!

「力が強過ぎたんじゃないかって?」違います経年劣化ですよっ!!と断固主張します。まあガシガシいきましたが(笑)

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ああぁぁぁできる男からまたもややる男に・・・

「ズボって何?」(余計なことに気付く先輩)

「何言ってるんですか?集中してください」(いきなり冷たい僕)

「集中て・・・まあいいけど」(戸惑う先輩)

「どうして先輩は・・・ヒュボッ!?っっ集中してくださいっ!!」(何かを隠そうとする僕)

「今ヒュボッて言った??」(余計なことに気付いてしまった先輩)

「ほらほら望み通りベジータになってきましたよっ」(そのヘアスタイルは怒髪天!!)

「頼んでないよっ!?ちょっ、隠してよ!」(M字全開で慌てる先輩w)

「サイヤ人のホコリはないんですかっ!!」(テンパって様子がおかしいようだ・・・僕)

「ないよっ!!もう水で濡らしてくるから次はちゃんとしてな」(そそくさと洗面台へ行く先輩)

「何をしてもそのM字は隠せはしない・・・」(先輩の背中に言葉の銃弾を叩き込む僕)

「うるさいよっ!!」(先輩)

(刑務官/ジョセフィーヌの視線)

「・・・・・・」(黙り込む先輩)

ふうっ・・・どうやら上手くジョセフィーヌの視線を誘導できたようです。これでゴリラを始末したことでできた息苦しい厳戒態勢中に騒ぐ不届き者を作ることに成功しました。現在僕への視線はゼロ!僕はまたしても戦場の最前線に舞い降りてしまったようです。何故こんなことをしたのかと言うとですね、先程の先輩との会話中に変な音がしたでしょう?ヒュボッ!!とか不吉すぎる音が。あの瞬間何が起きたかと言うと・・・

フィルターがホコリを道連れにドライヤーの中へと消えた!!

フィルターっっっっ!!!

何故だーーー!何故今追い討ちをかける!?中に消えちゃダメだろぉぉぉおおおお!!!穴を開けたぐらいならそっとドライヤーを他人のと入れ替えればすむ話だったのに、ヒュボッは流石にあかんやつ・・・指をつっこんで悪足掻きするも全然取れそうにない。もはやフィルターの姿さえ見えない。どうしよ・・・

「お待たせ」(帰ってきた先輩)

「待ってません」(僕)

「ん?ドライヤーどうかした??」(先輩)

「っ!?いえ別に。さあ乾かしますよ」(気付いてる?いやまさかですね・・・)

ンボォォォォオオオオッツ!!!急に元気になるドライヤー。ホコリの壁が消えたことで風力が戻ってきたらしい。結果オーライ。なんとかなるなる・・・なるかなぁ?

「うわっ、ドライヤー良くなってる。どうかしたんかと思ったよ」(嬉しそうな先輩)

「ですね、まあ弱風から強風にしたからですが」(適当に誤魔化す僕)

「なんで弱風っ!?・・・やっぱりどうかしたの??」(執拗にどうかしたと聞いてくる先輩)

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これは怪しい。何故この先輩は「どうかした」と言う単語をチョイスしたのか考えなくてはいけません。

「何かあったの?」とか「大丈夫?」とかでもいいところを、この先輩はずっと「どうかした」と聞いてくるのです。これはもしかして・・・同化したって意味でしょうか?確かに今フィルターとドライヤーが同化(どうか)しているのですが。んん〜〜?疑いすぎかなぁ。もう少し様子を見てみましょう。先輩の表情を鏡越しに観察する僕。手元なんて見なくてもなんとかなります・・・どうせベジータにするんですから(笑)

「なんかドライヤー本当に元気になったよね」(先輩)

「そうですか?」(観察する僕)

「うん元気に・・・なんか焦げ臭くない?」(先輩)

「そうですか?」(観察する僕)

「なんか焦げてるよ絶対。なんの匂いだろ?」(先輩)

確かになんだか焦げ臭い。気づかないフリをしつつ匂いの元を探す。するとありましたよ匂いの元。

ドライヤーからなんか霊体みたいな白い煙が出てるんですけど・・・・・・

「何も匂いませんけどね」(テンパる僕)

「本当に?おかしいな〜」(うるさい先輩)

それよりも気になるのは周りの反応です。サササッ!周囲の確認を素早く行う僕。大丈夫。どうやらみんな自分の作業に集中しているようです。ジョセフィーヌもあらぬ所を見つつ、相変わらず何を考えているのやら。

と、現実逃避をしているといよいよ焦げ臭くなってきました。フィルターとホコリが中で燃え始めているようです。本当にどうしようぅぅぅ(汗)

「絶対焦げてる!何か焦げてるって!」(騒ぎ出す先輩)

「大丈夫ですよ!焦げてるのは先輩の髪です!!」(何も大丈夫ではないw)

「えええっ!?」(驚いて立ち上がろうとする先輩)

ヒュボッ!?

「あっ・・・」(本日二回目のヒュボッに呆然とする僕)

今度のヒュボッ!?吸い込んだのはもちろん・・・・・・

「あっちちいいちちっっちちいいっヽ(`Д´)ノ!!」(先輩)

「なんでぇぇぇぇぇええええええっっ!!?」(僕)

これはマズイことになってしまいました。いくらなんでもこれはマズイ。「離してっ!?離してってあっっつ!!」よくわからないのですが何故かドライヤーに先輩が吸い込まれている。一度冷静になって考えましょう。落ち着かないと取り返しのつかないことになってしまいます。「あちゃちゃちゃちゃちゃ!?」先輩の頭頂部は忘れましょう・・・それよりも重要なことがあります。よくよく考えるとこの先輩。僕が始末したゴリラ先輩とも仲が良かったんですよね。さっきも執拗に「どうかした?」とか聞いてきて消えたフィルターの件にも気が付いている疑惑がありましたし。これは黒ですね・・・ドライヤーとフィルターが「同化した?」なんてつまらないダジャレで探りを入れてくるとはやはりゴリラ先輩の仲間!!そしてここまでの経緯を整理すると、

1、ドライヤーのフィルターを吸い込んでしまう。2、ドライヤーから霊体を出してしまう(今は黒煙に悪化)。3、何かを吸い込んでしまった(先輩)

  僕もう詰んでるかもしれない(泣)

「何を騒いでるっっっ!!!」(事態に気がついたジョセフィーヌ)

「すみませんジョセフィーヌ。先輩がドライヤーに吸い込まれたんです」(僕)

「いいからまず電源を切れっ!」(ジョセフィーヌ)

「はい」(大人しく指示に従う僕)

しかし離れない先輩の頭・・・本当にどうなってるんでしょうねこれ?

「早くドライヤーを放してやれ」(ジョセフィーヌ)

「はい」(大人しく指示に従う僕)

どうやらドライヤーと先輩はどうか(同化)してしまったようです。先輩の反応を見るとどうやら髪が中で絡んでいる様子。しかしジョセフィーヌは離せと言うし。なんだかドライヤーの黒煙もモクモクで。僕までつまらないダジャレを使うほどテンパっております。もう仕方がないですね・・・えいっ。

「あいたたたっヽ(`Д´)ノ!」(先輩)

無事先輩からドライヤーは離れました。

そして生まれたプチアフロッッ!!!

何がどうなったのか。先輩の頭頂部には小さなアフロができていましたw焦げてクリクリの羊みたいな感じです(笑)

・・・・・・(工場に流れる静寂)この時の空気はアレです。絶対に笑ってはいけないお葬式とかで、何故か小さなことで爆笑してしまうあの空気が流れていました。刑務所にアフロ羊がいる。刑務所に・・・

絶対に笑ってはいけないこの空気・・・( `_ゝ´)ムッ乗るしかないっっ!!

そして始まるジョセフィーヌとの攻防!?火を吹くドライヤー!?絶対絶命のアフロ羊誕生事件をチャンスに変えることができるのか??そして僕は懲罰房行きを回避できるのでしょうか!?

最後までジュースを口に含めていましたか?

では長くなったので続きは次の記事で・・・🔻

笑顔のでさよならする少女の写真。

この記事を書いた人

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このブログを運営しているラマです。 
10年のリアルプリズンから帰ってきました。

好きなことをして好きな人と過ごすをテーマに、自由に生きてます。

 

秘密の扉の写真。

秘密を示す女性の写真。

コミュニケーションに悩む少年の写真。

最後まで読んでくれてありがとう。