決して救われることなき人はあなたの側にいる。

見えない被害者はそこにいる

僕は普段刑務作業をしている時、良くも悪くも仕事のことを考えています。

刑務作業をしている時、僕はある意味でとても解放されているんです。

仕事をさせられていることで、僕は何から解放されているのでしょうか?

罪悪感です。

それは被害者への罪悪感でしょうか?

勿論それもあります。

「被害者への罪悪感が一番想いだろう」

「受刑者は被害者のことを24時間考えて反省するべきだ」

その通りです。

ですがもしあなたが加害者になってしまったとき、

被害者以上に罪悪感を抱く相手が

もっと近くであなたを想い支えてくれる人が

あなたの側にはいませんか?

僕は家族への罪悪感に押し潰されながら生きてきました。

僕と同じように家族を思う受刑者は少なくないと思います。

受刑者の中には被害者の存在しない方や天涯孤独で誰にも迷惑を掛けていない

そういう方もいますが少数です。

大多数は多くの人の人生を巻き込むように迷惑を掛けているものです。

受刑者は加害者です。

ですから同情する必要はありません。僕はそう思います。

ですが受刑者が巻き込んでしまった人のことはどうでしょう?

犯罪者の家族は加害者でしょうか??

この件については多くの意見が存在すると僕も思います。

「加害者側か、少なくとも責任はあるだろう」という意見について、

叩かれることを承知で、僕の思うところを正直に書きます。

僕もそう思っていました。

自分が事件を起こし犯罪者の側に来るまで

「加害者の家族には同情するけれど、そんな風に育ててしまった責任はあるのか」

そう思っていました。

ですが本当に責任があるのでしょうか?

日本では犯罪者の家族は、犯罪者のように扱われています。

受刑者には受刑者にしかわからない苦しみがあると言われています。

同じように巻き込まれた家族には、巻き込まれた家族にしかわからない苦難があるのでしょう。

そして家族の冤罪を信じて裁判で共に戦う道を選ぶ家族もいます。

加害者の家族が無罪を信じて闘うとき、

あなたは何を感じるでしょうか?

 

加害者と言われる家族と共に生きること

それは茨の道です。

被害者には支援団体や施設もあります。

意外にも加害者でさえ更生のため支援団体が存在します。

ですが加害者家族にはあらゆる救済が存在しません。

 

家族の冤罪を信じて闘い、裁判で有罪になればどうなるでしょうか?

あなたの冤罪を家族は信じ続けて、共に涙を呑み込んでくれる人は

社会からどんな目で見られ過ごすのでしょうか。

家族とはあなたを決して裏切らない存在ではありませんか?

こんなのは綺麗事ですか?

そうですね。色々な家族の形があります。

加害者の家族を、加害者の友人を、加害者の恋人を、

誰もが支えるわけではないでしょう。

それでも、誰もが傷付いている中で

何故加害者の家族だけが孤立しているのでしょうか?

 

僕は加害者として塀の中にいたので家族の苦しみを目にすることはありませんでした。

面会できる15分から30分という時間で、お互いに相手のことを思いやり

自分がどれだけ苦しいかなどお互いに話はしません。

言葉にしなくとも、その笑顔の向こうにあるものは伝わってくるのです。

事件に遭われた方はもちろんですが

加害者の家族は、被害者と言ってはいけないのでしょうか??

あなたが車の運転中に事故を起こした時、

相手の方が不幸にも亡くなられることもあるかもしれません。

あなたが冤罪に巻き込まれ、

不幸にも有罪判決を受け受刑者にならないとは限らないのが現実ではないでしょうか?

あなたが社会人であるなら、その責任を取らなければなりません。

ですが、

家族はその責任を負わなければ許されないのでしょうか?

 

加害者の罪は被害者とその家族、

また加害者の周囲にいる罪のない人達を巻き込むことにこそある。

僕は加害者の家族は、被害者だと思っています。

2018年現在の年間受刑者数は2万人近く。

そしてその人を支え、共に罪を背負い、

孤独に苦しんでいる人はどれだけいるのでしょうか?

このブログの目的は

僕自身の賠償含め3500万を返済すること。

そして犯罪加害者の家族、

被害者の一助になることを目標に開設しました。

ブログ収入は借金の返済、 犯罪加害者の家族を救済、

また支援する目的に使用します。

非営利で犯罪加害者家族の支援団体を設立することが僕の目標です。

人を助けることなんて僕にはできないかもしれません。

ですが

「自分を助けるのが先だろ」

そう言ってくれる友達の優しい言葉を聞いて、

僕も彼のように

できることから人のために行動したいと思うのです。

ですが僕には救うために必要な知識も経験も、何もありません。

どうかあなたの力を貸してください。

ブログを見てくれるあなたのその行動で

救われない人達を

誰にも見てもらえない加害者の家族を

「あなたは一人じゃない」と

支える言葉に変えてくれませんか?

 
よろしくお願いします。

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2018年11月20日

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